2026年8月13日の豪雨災害により、当マンションは共用設備の機能停止という未曾有の被害を受け、多大な突発的復旧費用が発生することになりました。
復興にかかる概算費用は約2.5億円。修繕積立金を取り崩しても、なお▲約1.5億円という巨大な被災赤字が発生します。
財務状況と復興チームの発足
当マンションの修繕積立金
マンションでは、将来の修理や設備の交換に備えて、住民が少しずつ「修繕積立金」を積み立てています。私たちのマンションでも積み立てを続けてきましたが、決して余裕のある金額ではありません。
当マンションの修繕積立金は約1億です。これは本来、2年後の大規模修繕(全面塗装)の予算約2億円の一部に充当される予定でした。
それでも不足するため、来年以降の積立金を増額することを、理事会で話し合っていたところでした。
被災による共有設備の修繕費用
8月13日千葉豪雨の大雨により、地下の電気設備、給水・排水設備など、暮らしに欠かせない設備が水没しました。1階の住居も甚大な被害を受けました。
エレベーター、機械式駐車場、消防設備などにも被害が及んでいます。排水だけでも多額の費用と時間がかかり、その後も設備の点検、修理、交換が必要となります。
当マンションの被災によって発生した共用設備修繕に費やされる費用は、約2億5000万円です。
水災不担保の火災保険
一般的にマンションの住民は、マンション管理の専門知識を持ち合わせていないため、管理会社と契約し、マンション管理を委託します。
私たちは、近隣に大きな河川はなく水害とは無縁と思っていましたし、内水ハザードマップを見る機会もありませんでした。
加入している火災保険の詳細を理解している住民はいなかったでしょう。
そして、被災後に水災不担保の事実が発覚しました。全住民はこの事実にショックを受け、今後の生活の不安に苛まれることになります。
これまで住民が大切に積み立ててきた修繕積立金のすべてが復旧費用に補填され、大幅な赤字が発生することが見込まれています。
復興チームの発足
当マンションはこの状況を打開するため、有志を募り「復興チーム」を結成しました。
- 徹底的なコストダウンと現状を鑑みた最適化
- 有識者のご協力による新しい工法(リライト)の検証
- 災害支援金の募集
私たちは、これらの内容を遂行し、赤字をゼロにすることに挑戦しています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 共有設備修繕総額 | ▲約2億5000万円 |
| 地下排水作業 | ▲960万円 |
| 電気設備 | ▲10600万円 |
| 給水設備 | ▲3970万円 |
| 排水設備 | ▲1380万円 |
| エレベーター | ▲4720万円 |
| 機械式駐車場 | ▲580万円 |
| 消防設備 | ▲380万円 |
| 1階共用部 | ▲2350万円 |
| 修繕積立金 | 約1億円 |
| 被災赤字 | ▲約1億5000万円 |
| コストカット | ?円 |
| 支援金のご協力 | 140万円 |
| 計 | ゼロへ |
赤字を削り落とす「2大アプローチ」
復興チームによる「徹底的な相見積もりと技術交渉」
さまざまな専門知識を持った住民・技術者を中心に、また多くの有識者のご意見やご紹介をいただきながら、施工範囲の精査、工法のリライト、複数社からの相見積もりを実施。
過剰な工事や不要な中間マージンをカットし、数百万円〜数千万円単位のコストカットを目指し、赤字の縮小に向けて、最適化を行います。
今後、各社の見積額と発注決定業者の会社名を公開し、他のマンションの修繕に貢献します。
災害支援金のお願いと助成金の獲得
現在、個人の方からの災害支援金、企業・団体からの災害見舞金をオンライン(Stripe)で募っております。もしお力をお貸しいただけるなら、そのお気持ちを大切に、当マンションの復興のために使わせていただきます。
行政のマンション助成金申請についても検討し、赤字の解消に積極的に取り組んでまいります。
復興チームの奮闘

水没した地下電気室・給水設備の現地検証
復興チームのメンバーが自らライトを手に地下設備へ潜り、故障設備をチェック。
過大な一括交換見積もりを精査し、有識者のご意見を承りながら、部分修繕・代替案の検討を行っています。
議論が続く相見積もり比較・コスト削減会議
頻繁に開催される復興チーム会議。
施工業者から提出された積算見積もりを1行ずつ検証し、他社相見積もりと比較交渉を行うことで、数千万円単位の減額を目指しています。


市役所・行政との交渉
松戸市役所や関係機関へ足を運び、将来を見据えた復興案の実現性を相談・検証しています。
「復旧」だけでは終わらない、マンション財政の再建へ
私たちが目指しているのは、元に戻すことだけではありません
今回の水害から立ち直るには、壊れた設備を直すだけでは十分ではありません。
復旧のために補填する修繕積立金は、本来なら将来の修理のために残しておくはずだったものです。
復旧が終わった後には、枯渇した修繕積立金をもう一度積み立て、今後を守れるマンションに戻していく必要があります。

皆さまのお力をお貸しください
いただいたご支援金は、一日も早い生活の復旧と、その後の財政再建のために大切に使わせていただきます。
日本全国の皆さま、そして海外にお住まいの皆さまにも、私たちの状況を知っていただきたいと思っています。
小さなご支援でも、私たちにとっては大きな力になります。
どうか、私たちがもう一度立ち上がるために、お力をお貸しください。
